弊社の歴史

これまで1世紀にわたって、弊社はお客様と一緒に成長してきました。製作、製造、問題解決、イノベーション、試験、サービス、改良といったさまざまな面で、世界の変化に合わせて弊社も変化してきました。弊社の製品、サービス、ソリューションをお選びいただければ、100年近くにわたって培ってきた経験と専門知識も手に入れることができます。 

 

弊社の創設者: HoltとBest

当初、HoltとBestは競合相手でした。しかし、これら2人の革新者は一緒になって今日のCaterpillarとブルドーザ(履帯式トラクタ)の成功をもたらしました。

インフラストラクチャや農業に馬を動力としていた時代に、Caterpillarの共同創設者であるBenjamin HoltとC.L. Bestは、お客様の働き方を変える製品を生み出しました。1890年に、Holtは、農場主が馬を用いた場合よりも長い時間働くことができるように蒸気トラクタを発明しました。Bestは、初期のガソリンテクノロジに力を入れることで、お客様のニーズに応えました。 

創設者の紹介

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C.L. Bestは、Caterpillarの創設者の1人と考えられており、弊社の初代取締役会長です。

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Benjamin Holtは、45件を超える特許を取得しており、彼の最大の発明は初めて商業的に成功したブルドーザです。ブルドーザは、現在も弊社の製品ラインの1つです。

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「Best」な遺産: Caterpillarの初代会長であるC.L. Bestは、弊社の歴史上最も重要なトラクタの1つであるCaterpillar 60の製作に一役買いました。

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Caterpillar 60ブルドーザは、弊社の最も成功したブルドーザの1つです。そのエンジニアリングにおけるイノベーションは、現在のCATドーザのラインアップのDNAにも見ることができます。

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パイオニアであり、革新者であり、天才でもあったBenjamin Holtが残したイノベーションは、現在の弊社のあり方を決めるのに役立ちました。

C.L. Best
Benjamin Holt
C.L. Bestが残した偉業とイノベーション
Caterpillar 60ブルドーザ100周年を祝う
Caterpillarの共同創設者であるBenjamin Holtを称える
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Caterpillarの起源についてのストーリーは、トラクタからホイールが取り外された1904年の感謝祭の日から始まります。その日、Benjamin Holtは、初めて商業的に成功したブルドーザを発明し、それが弊社の名称(Caterpillar)につながりました。

ホイールから履帯へ | すべてを変えたCaterpillar製機械

 

履帯の登場 – その名は「Caterpillar」

1904年、Benjamin Holtは、柔らかい土壌に苦戦するCaterpillarの農場主のお客様を助けるために、Holt蒸気トラクタのリアホイールを1組の履帯に置き換えました。1905年、実地試験中、社内カメラマンは、機械が這って進む姿がまるで大きな芋虫(Caterpillar)のようだと叫びました。

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蒸気からガソリンへ

Holtが履帯の開発で有名であった一方で、C.L. Bestは製品の信頼性および性能を向上させる初期のガソリンテクノロジや足回りテクノロジの発明に力を入れていました。実際、こうした初期の機能のいくつかは現在のCaterpillar製トラクタのDNAの一部となっています。

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実験用のガソリン駆動ブルドーザの前に立つBenjamin Holt。Benjamin Holtは、蒸気動力の限界をすぐに認めて、1906年に実験用のガソリントラクタを製作しました。

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1914年、 Best 8-16 「Pony」ブルドーザを運転するC.L. Best。これはBestが自分の機械を運転している、現在知られている唯一の写真です。

Benjamin Holt
C.L. Best
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Caterpillarの最初の製品ラインは、HoltとBestの機械を組み合わせたものでした。この写真は、1926年の初期のCONEXPO(当時の名称はThe Road Show)における製品ライン全体を見ることができる貴重な写真です。

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1925年の合併以降、イーストピオリアにあるかつてのHoltの工場が弊社最大の製造センターとなりました。

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Holtは、戦争中に米国軍向けに多数の履帯式の製品を製作しました。

Caterpillarの最初の製品ラインは、HoltとBestの機械を組み合わせたものでした。この写真は、1926年の初期のCONEXPO(当時の名称はThe Road Show)における製品ライン全体を見ることができる貴重な写真です。
1925年の合併以降、イーストピオリアにあるかつてのHoltの工場が弊社最大の製造センターとなりました。
Holtは、戦争中に米国軍向けに多数の履帯式の製品を製作しました。

 

合併: Caterpillar Tractor Co.の設立

第一次世界大戦後、Holt Caterpillar Co.とC.L. Best Tractor Co.は、それぞれの強みを組み合わせて、お客様に革新的な製品と強力なディーラネットワークを提供しました。今日でも、弊社のディーラネットワークは同じ原則で運営しており、お客様が仕事を行えるように支援しています。「機械を買って仲間を得よ」という言い習わしは現在でも当てはまります。

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大恐慌がもたらしたイノベーション

Caterpillarは、大恐慌の影響を感じていましたが、弊社の現在の事業にとっても重要な製品やテクノロジに投資しました。世界を構築し、動かし、つなげることを目的として、より多くのソリューションを提供するために製品ラインを拡張しました。これには、初めての実用モータグレーダとなったAuto Patrolが含まれます。

より大きなパワーをより低価格でお客様に提供するために、C.L. Bestなどのリーダーは、ディーゼルテクノロジに投資しました。1931年10月、弊社はCaterpillarディーゼル60トラクタの生産を開始しました。それから数年後、弊社は世界最大のディーゼルエンジンメーカーとなりました。

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このディーゼルエンジン試作機が長い年月を経て「Old Betsy」に進化しました(1928年)。

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道路を舗装するAuto Patrol(1931年)。

このディーゼルエンジン試作機が長い年月を経て「Old Betsy」に進化しました(1928年)。
道路を舗装するAuto Patrol(1931年)。
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1931年 – Caterpillarは、機械の塗装色をグレーからハイウェイイエローに変更しました。

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1931年、Caterpillar 20ブルドーザをグレーからハイウェイイエローに塗り替えているニューヨーク州のCatディーラ。

1931年 – Caterpillarは、機械の塗装色をグレーからハイウェイイエローに変更しました。
1931年、Caterpillar 20ブルドーザをグレーからハイウェイイエローに塗り替えているニューヨーク州のCatディーラ。

 

ずっと黄色であったわけではない

道路建設現場での視認性を向上させる必要があったため、1931年に弊社は塗装色をグレーからハイウェイイエローに変更しました。

歴史的イノベーションは1つの実験として始まり、このときは塗装と色に関するものでした。探していたのは、昼夜を問わず遠く離れた場所からでも見え、しかも見ていて気持ちのよい色です。選ばれたのは黄色でした。Caterpillar製機械を見分けられるように、塗装のスペシャリストたちが特徴的なCaterpillarイエローを生み出しました。

1931年12月7日、それまでのグレーの塗装に赤色のアクセントという塗装色は、ハイウェイイエローに黒色のアクセントに変更されました。現在、私たちはこの塗装色をCaterpillarイエローと呼んでいます。

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製品ラインの拡張

自動車の進化によって、より良い道路システムが必要とされるようになり、弊社もお客様のニーズに応えるために製品ラインの拡張が求められました。

Caterpillarの元々の製品ラインは、5つのモデルがある1つの製品で構成されていました。それ以降、増大するお客様のニーズに応えるために、弊社の製品ラインは進化を続けています。弊社は当初、農業用機械を製造していましたが、それらを道路やインフラストラクチャの建設に使用できることにお客様が気付きました。

Caterpillarの最初のディーゼルエンジン である「Old Betsy」の開発により、弊社は電力業界のリーダーへと進化しました。弊社は、製品を改良するため、またOEMソリューションと発電機を提供するために、イノベーションを促進し、エンジンラインを拡張し続けました。  

HoltとBestの時代にも弊社の製品は採掘用途に使用されていましたが、世界経済が発展するにつれて、採掘業者は採掘の経済性を高めるために、よりパワフルで大きな機械を必要とするようになりました。こうしたニーズに応えるために、弊社は製品ラインの拡張に着手し、ホイールローダ、ダンプトラック、大型トラクタ、油圧ショベルなどのより大きくパワフルな機械を提供するようになりました。

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カラーのCAT No.14 | 弊社のモータグレーダの歴史をカラーで祝う

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HoltとBestの時代からお客様は弊社の機械にドーザブレードを付け足していましたが、1945年に弊社は自社製品向けに特別に設計された最初のドーザブレードを生産しました。

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1962年、これも弊社初となる769ダンプトラックを初めて発表し、ほぼ60年にわたる世界中の採掘業界へのサービス提供が始まりました。

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この時代のCaterpillar初には、一体型ホイールトラクタスクレーパもあります。

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現場で懸命に作業するCaterpillar最初の油圧ショベルモデル225(1970年代)。

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1950年代と1960年代は、弊社の製品ラインが大きく拡張された時代でした。その時代に撮影された歴史あるフィルムを編集した映像で、実際に動いている当時の「新」製品をいくつかご覧ください。

カラーのCAT No.14 | 弊社のモータグレーダの歴史をカラーで祝う
HoltとBestの時代からお客様は弊社の機械にドーザブレードを付け足していましたが、1945年に弊社は自社製品向けに特別に設計された最初のドーザブレードを生産しました。
769ダンプトラック
この時代のCaterpillar初には、一体型ホイールトラクタスクレーパもあります。
現場で懸命に作業するCaterpillar最初の油圧ショベルモデル225(1970年代)。
実際に動いている歴史的なCAT®製品
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ディーゼル機関車に動力を供給しているCaterpillarエンジン(1935年頃)。

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採掘場に電力を供給しているCaterpillar D7700ディーゼルエンジン(1939年頃)。

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油田へのディーゼルエンジンの応用を取り上げているCaterpillarの広告(1940年頃)。

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ニューヨーク市のバックアップ電源として使用されるCAT 3516発電装置(1997年)。

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Caterpillar製機械の初期の油田への応用(1925年)。

ディーゼル機関車に動力を供給しているCaterpillarエンジン(1935年頃)。
採掘場に電力を供給しているCaterpillar D7700ディーゼルエンジン(1939年頃)。
油田へのディーゼルエンジンの応用を取り上げているCaterpillarの広告(1940年頃)。
ニューヨーク市のバックアップ電源として使用されるCAT 3516発電装置(1997年)。
Caterpillar製機械の初期の油田への応用(1925年)。

 

動力/電力供給

Caterpillarが初めて生産したディーゼルエンジンであるD9900は、18か月に及ぶ設計と試験を経て、1931年10月に製造されました。研究開発には、当時としてはかなりの投資であった100万米ドル以上が費やされました。元々はCaterpillar 60ブルドーザに動力を供給するために設計されたこのエンジンは、弊社の車両向けディーゼルエンジンの製造におけるパイオニアとしての地位を確固たるものにしました。1931年、Caterpillarは、別のエンジングループを作り、エンジン開発を発電装置や船舶用電源などの分野まで拡張しました。 

現在、CATエンジンは発電所で見かけることがよくあります。その他にも、CATエンジンは、石油業界、船舶、機関車、農業機械、産業用発電、建設機械などに使用されています。60年前に移動式機械への用途を開拓するようにCaterpillarを促したものは、ディーゼルエンジンの長所であるその効率、信頼性、シンプルさでした。これらの同じ点が、現在のCATエンジンの特徴となっています。

現在そして将来のための建設

弊社の製品およびサービスは、現代社会を構築するインフラストラクチャプロジェクトをサポートしてきました。

道路、橋、滑走路、港の建設は、現代のインフラストラクチャシステムの重要な部分を占めています。創設以来、弊社の製品は、世界最大級のインフラストラクチャプロジェクトのいくつかに貢献してきました。

弊社のお客様は、仕事を成し遂げるためにCaterpillarを頼りにしてきました。Holt製機械が使用されたロサンゼルス上水路など、弊社の製品を使用して水路システムを構築することにより、水を都市に届けることに尽力しました。米国州間システムやバグダッドハイウェイなど、かなりの長距離の道路を建設し、人や物をより素早く輸送できるようにしました。パナマ運河を建設して商品や貨物の海上輸送スピードを向上させただけでなく、その後の拡張工事も助けました。エンジニアリング上の世界最大の偉業の1つであるフーバーダムなど、ダムを建設しました。弊社の発電装置は、月へ向かうアポロ11号計画でも電力供給に貢献しました。

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CAT機械は、不安定な気象条件の中で作業を行い、アラスカハイウェイの建設に貢献しました。カナダを通って米国本土とアラスカをつなぐ1,700マイルの道路が建設されました。

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州間ハイウェイシステムで懸命に作業するCAT製品(1959年)。

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国内最長の道路であるジンマ道路の建設現場を視察しているエチオピアの皇帝、Haile Selassie。このプロジェクトは、Caterpillar 30トラクタとグレーダによって完成しました。

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ブラジルとパラグアイの国境に位置するイタイプダムの建設現場で作業するCATドーザ。1971年 ~ 1984年の間に建設されたこのダムは、2016年に水力発電の世界記録を樹立しました。

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史上最高の構想のいくつかをサポートする、実際に動いている弊社の製品をご覧ください。

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1931年、ドイツの建設会社であるHochtief AGが、ベルギーのアルベール運河を建設するために、25台製造された弊社初のディーゼル機械である伝説のディーゼル60ブルドーザを10台購入しました。

アラスカハイウェイ
州間ハイウェイシステムで懸命に作業するCAT製品(1959年)。
国内最長の道路であるジンマ道路の建設現場を視察しているエチオピアの皇帝、Haile Selassie。このプロジェクトは、Caterpillar 30トラクタとグレーダによって完成しました。
ブラジルとパラグアイの国境に位置するイタイプダムの建設現場で作業するCATドーザ。1971年 ~ 1984年の間に建設されたこのダムは、2016年に水力発電の世界記録を樹立しました。
史上最高の構想のいくつかをサポートする、実際に動いている弊社の製品をご覧ください。
ベルギーのアルベール運河の建設を支援するCaterpillarディーゼル60  | 世界中で見られる履帯
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1927年のCaterpillarによるRussell Grader社の買収は、1931年の業界初の実用モータグレーダの生産を可能にするのに一役買いました。

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「Old Betsy」とは、Caterpillarが生産した最初のディーゼルエンジンの名前です。現在は、スミソニアン博物館のコレクションの1つとなっています。

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Art Rosen(立っている男性)は、弊社初のディーゼル駆動トラクタであるディーゼル60の開発に尽力しました。これは組立てラインで生産された最初の機械の写真です。

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高位置スプロケットトラクタは、駆動機構への泥の侵入を防ぐ仕組みで、メンテナンスが簡単であるだけでなく、効率が良く運転トラブルもありません。写真: 初回生産モデルと一緒に並ぶD10開発チーム。

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1931年、Caterpillarは業界初の実用モータグレーダであるAuto Patrolの販売を開始しました。貴重なモータグレーダのカラー画像のビデオをご覧になり、製品ラインの祝賀会をお楽しみください。

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この短編ビデオは、1977年の高位置スプロケットD10の販売開始時のクリップです。機械が急に側面を視聴者に向けて画期的な新しいデザインを明らかにする様子をご覧になれます。

1927年のCaterpillarによるRussell Grader社の買収は、1931年の業界初の実用モータグレーダの生産を可能にするのに一役買いました。
「Old Betsy」とは、Caterpillarが生産した最初のディーゼルエンジンの名前です。現在は、スミソニアン博物館のコレクションの1つとなっています。
これは組立てラインで生産された最初の機械(機械番号: 1C3)の写真です。
これから出荷される初回生産モデルと一緒に並ぶD10開発チーム。
カラーのCAT No.14 | 弊社のモータグレーダの歴史をカラーで祝う
CAT® D10のプロモーション映像のクリップ | 1977年

 

イノベーションによるソリューションの創造

弊社は、HoltとBestの時代からずっと革新的なソリューションをもたらし、お客様の成功を後押ししてきました。

創設当初から革新的なソリューションの開発により名声を得てきました。実際、HoltとBestは100件を超える特許を取得していました。ブルドーザや最初のディーゼルエンジンである「Old Betsy」は、弊社がサービスを提供している業界を一変させた初期のソリューションのほんの一部にすぎません。弊社の象徴的なイエロー塗装もイノベーションの歴史に間接的に含まれています。 

お客様は仕事を成し遂げるために、弊社が革新的なソリューションを開発することを引き続き期待していました。遠隔操作型の機械による初期の自律機能から現在の完全自律型の車両まで、弊社はお客様の成功を後押しする革新的なソリューションをもたらし続けてきました。

グローバルな成長

1900年代初頭以降、弊社の機械は、世界中でお客様が仕事を行えるように助けてきました。 

第二次世界大戦後の米国、ヨーロッパおよびアジアにおける建設ブームは、急激な成長につながりました。その結果、Caterpillarは、お客様により良いサービスを提供するために事業を世界中に拡大するようになりました。1950年代には、機械および部品を現地の市場向けに製造するために海外子会社を設立し始めました。その頃に、弊社は多国籍企業になり、弊社の機械が南極大陸を含むすべての大陸で使用されるようになりました。 

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スコットランドのグラスゴーに開設された弊社初の海外工場(1958年)。この工場では、ヨーロッパのCaterpillar製機械向けに部品が製造されました。

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米国以外の国で生産された最初のCaterpillarトラクタは、1959年に英国のレスターにある工場で製造されました。

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オーストラリアの工場で生産されたモータグレーダ(1960年台)。

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南極大陸での作業用に製造された特別な「低接地圧」(LGP)トラクタ(1956年)。この機械は、履帯を幅広にすることで、質量をより均等に分散し、機械が氷を突き抜けて落ちないようになっていました。

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弊社の製品は、農業を始めとして採掘、建設、また鉄道にいたるまで、アフリカ大陸で100年以上にわたって使用されてきました。実際、弊社の最も古いディーラの1つは、チュニジアにあります。

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ディープフリーズ作戦は、1950年代に米国によって実施された一連の南極探査ミッションのコードネームで、このミッションでは特別なCaterpillar製機械が必要になりました。

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中国に販売された最初のパイプレイヤのうちの2台。

スコットランドのグラスゴーに開設された弊社初の海外工場(1958年)。
米国以外の国で生産された最初のCaterpillarトラクタは、1959年に英国のレスターにある工場で製造されました。
オーストラリアの工場で生産されたモータグレーダ(1960年台)。
南極大陸での作業用に製造された特別な「低接地圧」(LGP)トラクタ(1956年)。この機械は、履帯を幅広にすることで、質量をより均等に分散し、機械が氷を突き抜けて落ちないようになっていました。
アフリカで作業するCAT®製品 | 世界中で見られる履帯
南極大陸におけるCaterpillar製機械 | 1950年代
中国に販売された最初のパイプレイヤのうちの2台。
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Perkinsは、1932年に英国のピーターバラで設立されました。その目的は、急成長の自動車産業の自動車やトラックにディーゼルエンジンを採用するように促すことでした。

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1871年にドイツのマンハイムに設立された、自動車業界のパイオニアであったCarl Benzは、天然ガスエンジン時代の到来を告げました。現在、MWMは、ガスエンジンおよび発電装置の分野における主要なブランドの1つです。

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Russell製のブレードグレーダはCaterpillar製のトラクタと一緒に使用されることが多かったため、1928年にCaterpillar Tractor Co.はRussell Grader Manufacturing Companyを買収し、道路機械事業部を創設しました。

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1927年に買収されたRussell Graderは、ブルドーザ向けにけん引グレーダや整地用アタッチメントを製造していました。Russellの買収によって、弊社は1931年に業界初の実用モータグレーダを生産することができました。

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1981年、Caterpillarは、Solar Turbines Internationalを買収しました。Solarは、産業用ガスタービンを設計および製造しています。

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1966年にFred Wilsonとたった6人の従業員によって設立された現在のFG Wilsonは、発電装置の主要なグローバルプロバイダです。

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1998年、Caterpillarは、英国のピーターバラにあるPerkinsブランドを買収しました。Caterpillarはこの買収により、ディーゼルおよびガスレシプロエンジンのフルラインナップメーカーとして世界における地位を向上しました。

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Caterpillarは、2005年に中国の青州にある少数所有であったShandong SEM Machinery Co., Ltd.の買収を完了し、2008年にSEMの買収を完了しました。

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2006年に買収したProgress Railは、世界の鉄道業界に鉄道車両やインフラストラクチャ関連のソリューションおよびテクノロジを提供する総合的かつ多角的な最大の企業です。

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Caterpillarは、2011年に世界最大の鉱業用機械メーカーの1つであったBucyrusを買収したときに、鉱業用機械製品を大幅に拡張しました。

英国のピーターバラにあった小さな事務所(1932年)。
Carl Benz
Russell製のブレードグレーダはCaterpillar製のトラクタと一緒に使用されることが多かった
1927年に買収されたRussell Graderは、ブルドーザ向けにけん引グレーダや整地用アタッチメントを製造していました。Russellの買収によって、弊社は1931年に業界初の実用モータグレーダを生産することができました。
1981年、Caterpillarは、Solar Turbines InternationalをInternational Harvesterから買収しました。
1966年にFred Wilsonとたった6人の従業員によって設立された現在のFG Wilsonは、発電装置の主要なグローバルプロバイダです。
1998年、CaterpillarはVarity Perkinsを買収し、Perkins Engines Company Limitedに改称しました。同社は英国のピーターバラを拠点にしています。
Caterpillarは、2005年に中国の青州にある少数所有であったShandong SEM Machinery Co., Ltd.の買収を完了し、2008年にSEMの買収を完了しました。
2006年にCaterpillarが買収したProgress Railは、世界の鉄道業界に鉄道車両やインフラストラクチャ関連のソリューションおよびテクノロジを提供する総合的かつ多角的な最大の企業です。
Caterpillarは、2011年に世界最大の鉱業用機械メーカーの1つであったBucyrusを買収したときに、鉱業用機械製品を大幅に拡張しました。

 

イエローの機械のその先へ

お客様がより良い世界を築き、全世界の人々のニーズに応えられるように、弊社は、一連の買収を通して事業を拡大し、製品およびサービスを多角化することに力を入れました。

Caterpillarの最初の買収は、Russell Grader Companyの買収で、1928年まで遡ります。弊社は、その歴史を通じて、能力を高めるため、また製品ラインを拡張するために、企業やテクノロジーを買収してきました。1980年代初頭、弊社はいくつかの企業を買収し、サービスを提供していた業界のお客様に革新的なソリューションを提供する能力を向上させました。何年にもわたってトラクタライン以外のソリューションを提供していた弊社は、1986年に正式に社名をCaterpillar TractorからCaterpillar Inc.に変更しました。

ブランドファミリー紹介

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Cousinsによる部品配送の全景(1928年)。

Cousinsによる部品配送の全景(1928年)。

 

サービスおよびテクノロジ

Caterpillarは、引き続きイノベーションを起こし、お客様が未来の作業現場を構築するのを手助けしています。

革新的な製品やサービスは、目新しいものではありません。弊社の創設者であるHoltとBestは革新者でしたが、それが弊社の歴史を通じて続いてきました。初期の頃、弊社は、航空機で部品を届けることによってお客様をサポートしました。現在は、数十年間にわたって培ってきた専門知識をもって、テクノロジソリューションによって作業現場の変革を支援しています。 数十年前には、遠隔操作型のドーザやトラックローダなどのテクノロジを提供していました。すべてはお客様の業務改善の助けとなることを目的としています。

弊社にとって、進化は目新しいものではありません。弊社は、これからも引き続きお客様の成功を可能にする製品、サービス、そして世界クラスのテクノロジを提供することに努めていきます。95年以上にわたってその努力を続けてきましたが、今後も変わらず力を入れていきます。 

コミュニティの復旧

弊社の製品およびサービスは、弊社の歴史を通じて、竜巻や地震、壊滅的な洪水、森林火災などからの災害復旧や復興を助けてきました。

弊社の機械は、1906年のサンフランシスコ地震のときにはすでに、土壌の復旧や後片付けなどの活動を支援するために使用されていましたが、2007年のペルー地震や2009年の中国の地震などの災害でも引き続き重要な役割を果たしました。弊社は、1977年のニューヨーク大停電や2001年のブラジル大停電が発生した際に、都市へのバックアップ電源の提供を支援しました。ハリケーンへの対応にも参加しており、電源を24時間必要とする病院などの重要な業務に電源を供給してきました。

1952年に設立されたCaterpillar Foundationは、コミュニティをより強く回復力のある持続可能なものへと変えてきました。Caterpillar Foundationは、70年近くにわたる長年のパートナーである赤十字社などの組織を財政面でサポートすることにより、世界中の災害救援活動に大きな影響を与えてきました。

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カトリーナ、リタ、ウィルマの3つの巨大なハリケーンが上陸した2005年は、米国の湾岸地域にとって壊滅的な年となりました。後片付けや救援活動を支援するために、Caterpillar製機械がすぐに派遣されました。

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ブラジルで発生した危機的な停電時に電力を供給しているCaterpillarの発電装置(2001年)。

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2004年のスマトラ島沖地震および津波の直後にインドネシアで後片付けを支援しているCAT油圧ショベル。

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2015年の地震後のネパールで出動を待つ一群のCAT製機械。

カトリーナ、リタ、ウィルマの3つの巨大なハリケーンが上陸した2005年は、米国の湾岸地域にとって壊滅的な年となりました。後片付けや救援活動を支援するために、Caterpillar製機械がすぐに派遣されました。
ブラジルで発生した危機的な停電時に電力を供給しているCaterpillarの発電装置(2001年)。
2004年のスマトラ島沖地震および津波の直後にインドネシアで後片付けを支援しているCAT油圧ショベル。
2015年の地震後のネパールで出動を待つ一群のCAT製機械。