Caterpillarは、2000年代初頭にHindustan Motorsを買収し、インドにおける研究開発の取り組みを始めました。現在、3,200名を超えるエンジニアがCaterpillar技術設計センター(EDC、Engineering Design Center)で働いており、世界中でエンジニアの数が2番目に多い当社施設となっています。EDCは、世界中のCaterpillarのビジネスユニットに総合的な製品開発とその関連エンジニアリングサービスを提供しています。インドのエンジニアは、機械システム、油圧システム、エンジン、パワートレイン、車両の電装、電子機器、組込み技術をはじめとする各種エンジニアリング分野を通じて、世界中の製品やソリューションの開発に取り組んでいます。
EDCは、10年以上にわたり、インド工科大学マドラス校(IIT Madras、Indian Institute of Technology Madras)の教授陣と連携して、機械工学、材料挙動、仮想製品開発における困難な問題を解決する新しい技術やプロセスを開発しています。インドのエンジニアは、Caterpillarが生み出す知的財産に対して重要な貢献を果たしています。