当社は、コミットメント、つまり責任感の力が重要であると考えています。当社では、個々の従業員または会社自体が、私たちが暮らす地域の健康、福祉、経済的安定を促進するために、多くの時間とリソースを費やしています。
持続可能性を向上させる開発を通じて、環境に対する責任を支援している当社では、テクノロジとイノベーションにより環境への影響を抑えながら効率と生産性を向上させ、お客様が同様のことを達成できるようサポートしています。また、インドおよび世界中で持続可能な進展を実現するための取組みを共有する業界および地域での活動を主導しています。
Caterpillar India Private Limitedの企業としての社会的責任(CIPL CSR、Caterpillar India Private Limited Corporate Social Responsibility)の一環として、開発の3つの柱をベースとして地域福祉の向上に力を注いでいます。
上で述べた柱に加え、Caterpillar Indiaでは、災害救助や復旧も支援しています。
技能開発プログラム
Caterpillar Indiaでは、技能に関する大きな格差を減らすことを目指し、技能開発プログラムをインド全土で展開しています。ハブアンドスポークモデルに基づいて提供される技能開発プログラムの一環として、公的な産業訓練研修所(ITI、Industrial Training Institute)のインフラストラクチャを技能訓練の場として強化しました。これらのプロジェクトでは、女性の地位向上、若者の健康、水と衛生(WASH、Water Sanitation and Hygiene)の問題にも取り組みます。さらに、Caterpillar Indiaは、インド政府の国家雇用可能性拡大ミッション(NEEM、National Employability Enhancement Mission)に沿って、製造技術に関する3年間の集中的な技能認定プログラムをタミルナードゥ州ティルヴァッルールの施設で提供しています。
CIPL CSRでは、インドの複数の地域で、インフラストラクチャの高度化、スマート授業の提供、昼食提供プログラムの支援を通じて、質の高い教育の提供に取り組んでいます。
Caterpillarの従業員は、植林、清掃などさまざまな環境保護活動に参加しています。こうした取組みを通じて、Caterpillar Indiaは、環境保護と環境再生の重要性に対する意識を高めています。Caterpillar Indiaは、機械や技術的専門知識を提供することで、ティルヴァッルール、ホスール、バンガロールとその周辺の水域回復に取り組んでいます。
Caterpillarは、ベーシックヒューマンニーズ(人間の基本的欲求)が満たされるときに、より効果的に経済的および教育的機会を支援できると考えています。当社は、特に、地方のインフラストラクチャの高度化、WASHプログラムの推奨と実施、安全な飲用水の提供強化を通じて、ベーシックヒューマンニーズのために貢献しています。
Caterpillar Indiaは、災害救援活動に積極的に参加しています。最近の災害では、チェンナイ(タミルナードゥ)、ケーララ、ネパールにおいて、機械および救援物資の提供や復旧活動の支援を通じて、災害救援活動を迅速にサポートしました。